皆様こんにちは!
今回は私が理学療法士の国家試験で一番参考にした本をご紹介します。
それはこちら☆
限られた時間と労力で結果を出す マインドマップ資格試験勉強法
萩原京二、近藤哲生 著
この本のおすすめポイントはこちらです(^^)/
◇おすすめポイント3つ
1 タイトルにある限られた時間と労力で結果を出すということが見事に体現されている本であること
2 最小の努力で結果をだすためのノウハウが分かりやすく解説されていること
3 すぐ実践できるため、知っただけで終わらないように体系化されていること
です。
私がまずお伝えしたいことは、めちゃめちゃ面倒くさがり屋の性格です。だから、ノートに一つ一つまとめて、細かい字でびっしりきれいにノートを作って、勉強してという作業が大嫌いでした。でも国試合格のために勉強しなければならないし、どうしようかな~と悩んでいた矢先にこの本と出会いました。
振り返ると、良かった点があります。
それは、国試勉強を本格的に始める前に、まず効果的な勉強法とは何かを調べたことです。これは自分でも、あの時の自分、よくやった!!!と褒めてやりたいくらい大成功でした。本腰入れた約半年間を無駄に過ごさずに効果的に時間を使えましたからね(^^♪
そもそも記憶について本書に紹介されているのですが、
「記憶」=「繰り返しの回数」×「インパクトの強度」
という方程式で表しています。
私は特に「インパクトと強度」について深め、語呂で覚えることや一言で表してみたり、落書き風に絵を書いてみたり、色々と工夫を凝らしましたね☆また、アウトプットの重要性も記載されていて、人に教えるティーチング勉強法としても紹介されています。教えることでの記憶の定着もめちゃくちゃ重要ですよね。
当時のノートを掘り起こしてみて、一部紹介したいと思います。
ノートの写真はこちら☆

ノートの解説します。
ワレンベルグ症候群(延髄外側症候群)についてまとめたものです。
症状が複雑なため、障害部位や症状を覚えるときに語呂合わせを使いました。
それは、「ホルネルが出張して、ハト号泣」
なんのこっちゃですよね(笑) 解説します。
ホルネルはホルネル症候群を表しています。
出張は失調症状のことを表し、ハト号泣は脳神経の番号を表しています。
ハ・・・Ⅷ(内耳神経)
ト・・・Ⅹ(迷走神経)
号・・・Ⅴ(三叉神経)
泣・・・Ⅸ(舌咽神経)
・前庭神経核(Ⅷ)の障害により眼振・めまいなどの出現
・舌咽神経(Ⅸ)、迷走神経(Ⅹ)の障害により球麻痺・カーテン兆候・味覚障害
・三叉神経(Ⅴ)脊髄路核の障害により顔面の温痛覚障害
・交感神経下行路の障害によりホルネル症候群
・下小脳脚の障害により小脳失調
以上のことが語呂合わせによって、簡単に想起できるようになります。
当時はなかなか妙案だったなと自画自賛しました。
まぁ、こんな感じで楽しみながら勉強していくっていうのがコツですね☆
理学療法士の国家試験というのは、基礎的な解剖学や生理学の他にも精神心理の分野も出題されます。実はこの精神心理の分野を優先度高く勉強する人は当時ですがほとんどいませんでした。大抵は基礎解剖や生理学に重きを置く学生が多いです。私はこの本に紹介されている勉強法を活用して、精神心理を勉強したら、意外にも出題される範囲が狭いことに気付いて、体系的にまとめて繰り返し覚えました。
その効果として、、、
毎回の模試で精神心理分野は8割以上得点でき、解剖分野などで点を落としても、総合点がとても安定するようになりました。
当時は本当にありがたかったですね(^^♪
解剖学、生理学を例えるなら、大海原だとすると、私は池くらいの範囲は何か???を意識しながら、小さい範囲でも効果的に点が取れる分野を深めていきながら、本番の国試を乗り切ることができました。
気付けば、最初に就職した病院の同期の中で一番国試の点数が高かったので、見事に作戦勝ちでしたね☆
私がそうした過去の成功体験があるからこそ、このコンテンツでブログをやりたいと思ったきっかけでもありました。
大事なのは、闇雲に勉強するのではなくて、まず方法論から入ってみませんか?ということです。
色々と試していくうちに、自分の肌に合う勉強法に行き着きます。私は大学卒業後は建設会社に勤め、その後理学療法士の学校に入り直したという経緯があります。正直社会人を経た後の勉強って、、、
めちゃくちゃ楽しい(^^)/
今もその気持ちは変わりません。
持論ですが、大学って社会人経験した後の方が学びの価値を見出せるんじゃね?と思っているほどです。
学生の時は学びが楽しいって思うことってあまりないのかなと思いますが、大人になっても学びが楽しいって胸張って言っていられる大人って素敵だなと思います☆
今後もこのブログを通して、自身が経験したものや最新のものなどアップデートしてけたらと思っています。
学びについて、これからも楽しい内容でお伝えしていきますので、これからもよろしくお願いします。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
本日の格言
記憶の定着には語呂合わせは必須!!!
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