書籍紹介『もしブラックジャックが仕事の悩みに答えたら』

おすすめ成長書籍

皆様、こんにちは。

今回もとっても楽しい本を紹介します(^^)

それはこちら☆

『もしブラックジャックが仕事の悩みに答えたら』

尾﨑健一 著   日経BP社

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まずタイトルから興味をそそられますよね(^^♪

私は図書館でブラックジャックをよく読んでいました。1話完結で、どのお話も考えさせられる話ばかりではないかと思います。また、内容的には医療や人の命について考えさせられる内容がほとんどです。

そんな中、ブラックジャック×仕事の悩みという組み合わせは、「えっ?どういうこと?」と一瞬疑問符が浮かびあがります。

このブログでは、部下育成やマネジメントに役立つ情報をお伝えしていますが、果たして共通項があるのだろうかととても疑心暗鬼でした。

読んだ感想を一言で表すと、、、

う~~ん、深い!!!!!

です。

この視点でブラックジャックの話をつなげるのかぁと感心させらるばかりでなく、まったく押し付けがなく、論理的で読んでいて合点がいきました。

著者を調べてみると、肩書は産業カウンセラー、臨床心理士です。会社が抱える問題解決のプロの視点での捉え方は、本当に勉強になります。何気なく読んでいたブラックジャックの1話1話をこんなにも深く読み解けるものなのかととても驚きましたね(^^)

ちなみにどんな悩みに答えているかというと、一部紹介します。

・取っつきにくい同僚に戸惑う女性社員

・営業と対立する在庫管理のリーダー

・ギスギスする部下たちに手を焼く課長

・疲労困憊するカスタマーサポート責任者

えっ!!!

このような悩みをブラックジャックが解決してくれるですって!!!

私が特におもしろいと思ったものは、【総合職への転換をためらうアシスタント】という章です。環境が変わること、また自分の意思で環境を変えることって必ずしも前向きに捉える人はいません。そこにはうまくいかなかったらどうしようと不安を抱く人も多いはずです。この本では、「気が弱いシラノ」という1話を紹介し、その話の本質と今回の仕事の悩み解決の解説してくれます。この章では、行動を起こすことの価値を問うていて、必ず失敗するわけでもないし、考えてばかりで二の足を踏んでいてはいけない、うまくいかなかったら戻るという選択もあるわけだし、覚悟を決めて行動することというメッセージがなされています。

本を読み進めて、ブラックジャックの価値観から物事を言ってくれているようで、とても説得力を感じることができるのが不思議です。本当に言ってそうな感覚になります。

まとめますと、この本は以下のような悩みを抱えている人におすすめです。

1 ブラックジャックが好きで、今現在組織を任されているリーダー

2 子どもの進路に悩んでいて、ヒントとなるアイデアがほしい親御さん

3 心理学に興味を持ち、それを将来仕事に活かしたいと思っている学生

何事にも悩みや問題解決には、なぜそのような問題が起こってしまったかという分析が必要です。この本では、人の心理の問題にフォーカスしていて、それを分かりやすく解説してくれるので、内容がすーーーっと入ってきます。

また、改めてブラックジャックって読めば読むほど深いんだなと思わせてくれますし、本当におすすめの本です。

気になった方はぜひ手に取ってみてください。

きっと人生に彩を添えてくれると思います。

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

本日の格言

「切りがないな。思い通りにいかないといつまでも文句を言い続けるのか、それとも今あるものでと覚悟を決めて前に進むのか。どっちがいいのか腹をくくることだ。愚痴はそれから聞こうじゃないか。」(本書P143より)

今あるものでと覚悟を決める、、、とても胸に刺さる言葉ですね(^^)/

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