この記事はタイトルの通り、臨床実習生や新人理学療法士の方に向けて発信しています。その他〇〇編と称した他のシリーズもあるので、気になった方は参考にして頂けると幸いです☆
さて、今回は心構えについて述べたいと思います。
私が病院と施設での臨床時代に実習生や新人育成に携わってきました。その中で、難しかったことは、心、つまりモチベーションの差によって、指導の深さが変わってきたことです。
実習生のAさんとBさんがいたとして、同じ実習期間だとしても、教える深さが変わった(指導内容が違うということ)とします。
両者を分けるものは何かというと、やる気の部分だと感じますね。
それはどこに差が表れるかというと、人の見ていないところでいかに努力できるかです。
基本的には週2日の休みが与えられているわけですが、その過ごし方で如実に表れます。
昭和・平成・令和と指導の在り方が問われていますが、私は変わってはいけないものもあると強く感じます。
そのため、私が思う実習生や新人理学療法士が押さえてほしいポイントは、、、
1 なんのために学び・経験を積むのかの意味づけを明確にすること
2 なんのためにこの実習、新人教育があるのか、長期的視点に立って考えること
この2つをしっかり自分の心にもってほしいと強く願います。
専門職として、専門家が専門書を持っていない、読まない、専門的知識を得ようとしない、そこに時間とお金をかけない、、、
十年一日の如しという言葉があるように、心構えという自分の根っこを地に張って、日々過ごすのとそうでないのとではやはり結果が違ってきます。
まずは心構えから!!!
学生や若いセラピストの成長と発展を心より願っています。

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