皆様こんにちは。
正月の風物詩といえば、そう、箱根駅伝。
箱根駅伝の常連といったら青山学院大学が頭に浮かびます。
監督の原 晋監督も有名ですよね(^^♪
なんで毎年あんなに強いチームを完成させるのか、、、羨望でしかないです☆
そんな原監督の著書を今回紹介します。
「改革する思考」
原 晋 著

この著書のおすすめしたい点は、、、
1 原監督が目の前でしゃべっているような肉声が感じられ、組織をどう改革してきたのかが疑似体験できる
2 すでに存在しているルールに疑問を持ち、陸上の可能性を拡げるために実践していることが学べる
3 青山学院大学陸上部が徹底している目標管理について、具体的に記されているため、チーム作りに興味がある人は非常に参考になる
です!!!
読み進めていくと、言葉の節々にエネルギーが感じられます。同じ組織にいたら、異端児扱いされる側面もあるんじゃないかと思いつつ、大学の陸上界のトップを走り続けている監督さんは、やはり違うなと感じると思います。
本書の中では2020年のコロナ禍での葛藤も綴られており、リーダーの決断力についてもどういうマインドであるべきなのかやどういう資質が求められるのかなど勉強になることばかりでした。
スポーツ指導の現場では、よく「自主性を大事にしている」という現場も昨今増えていると思いますが、大事なのは自主性を大事に知る=甘やかしと捉えないことだと思います。本書では、原監督流の自主性論も記されていて、「計画性」「分析力」「コミュニケーション力」の3つを大切にされているそうです。本書の中では、特に高校生をスカウティングするときのポイント等も述べられているため、スポーツ関係の指導者はとても参考になると思います。
読み終えると、思い浮かぶのは「異端」という2文字。組織の中にいても同調しない勇気や世の中に溢れている情報の分析力の高さ、将来を見据えたマネジメント力の高さを感じることができました。
原監督の言語化する能力、恐るべしです!!!
指導論、コーチング論、組織マネジメント論の学びを深めたい方にはおすすめの一冊です☆
気になった方はぜひ手に取ってみてくださいね(^^♪
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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