皆様こんにちは。
本日は物語を通して、人生の幸福について学べる本のご紹介です。
それは、こちら☆
『Good Luck』
アレックス・ロビラ、
フェルナンド・トリアス・デ・ベス 著
田内志文 訳

簡単にあらすじを説明しますと、
幼なじみだった二人の男が54年ぶりにとある公園で再開するところからはじまります。ひとりの男は仕事も財産もすべて失ってしまった人生を歩み、もうひとりの男は手にしたいものはすべて手にしてきたという人生を歩んできました。この両極端の境遇の二人の出会いから、それぞれの歩んできた過去を話しはじめます。その中で成功を手にした男から、成功できたのは祖父からの教えがあったからだと話します。その祖父の教えとは、2人の騎士が四つ葉のクローバーを探す物語だったのです。そこから、話は物語へと展開していくストーリーです。
お話の内容は、ぜひ本編を読んで頂きたいのですが、私がこの本を読んで感じたことは、
『捉え方で幸運を手にするか不運を手にするかが決まる』
ということです。
四つ葉のクローバーを探すって、なんか素敵ですよね。
探せたら、なんかラッキーって思いますものね(^^♪
2人の騎士の物語の中には、ひとつの情報を聞いた時の捉え方の違いが描かれています。
う~~~~ん、これは深いなと読みながら感じる部分がたくさんあります。
例えば、皆さんがこんなことを叶えたいという夢があったとします。
しかし、第三者からは、「いや~、絶対その夢を叶えるのは無理だよ。叶えるなんて数%の確率だよ」って言われたら、どう思いますか?
素直に聞き入れて、夢を諦めますか?
それともなにくそっと思って、何か行動しますか?
これと同じような状況が物語の中に出てくるので、ものすごく自分の人生に置き換えながら、読み進めることができます。
最初に述べた「捉え方」というキーワードを思い出してほしいのですが、
その夢は叶わないよって第三者から言われて、どう捉えるかがすべてなのではないかなと思わせてくれます。
物語の中では、結果的にどちらかの騎士が見事四つ葉のクローバーを手にするのですが、
捉え方から、何を行動するかが大事だよってメッセージ性をすごく感じました。
読者の皆様の中には、何かやりたいことを諦めてしまった経験はありますか?
反対に、夢を叶えた経験はありますか?
その時を思い出してもらって、どんな捉え方でしたか?
何をどう捉え、どう行動していましたか?
なんか哲学チックになってきましたけど、この一冊からものすごいフィードバックが起こります。
過去の失敗談や成功談を思い出すと、確かにあの時あのような選択をしたから成功できたなっていうのが浮かんできますね。
私はバレーボールを大学までやっていましたけど、引退する大会で、リーグ1位のチームに最後勝てたという奇跡を経験しました。チームのみんながゾーンに入っていて、めちゃくちゃ集中していましたし、負ける気がしなかったんです。でもそれまで、チームを作る過程では、仲間とチームの方針について言い争いをしたり、プレーで引っ張れなくて険悪なときもあったんです。そんな時に私は、「練習は嘘をつかない、努力は必ず実を結ぶ」と言い聞かせて、毎日毎日練習していました。私は最終学年時はキャプテンをやっていて、そのチーム作りを放棄してしまっていたら、どうなっていたか容易に想像がつきます。チームはボロボロで、強豪の大学には勝てなかったでしょう。
四つ葉のクローバーという幸運は誰でもてにすることができます。
大事なのは【捉え方】
この本の最後に人生がうまくいかなかった男が、その幼なじみの話を聞き終わって、
「僕は実際に、幸運をつかんだのだからね。今日僕は、自分の手で幸運を作ることができると証明できたんだ。そうだろう?」
最後には、
「幸運は、自分の手でつかむことができるんだ。」
と発言しています。
これからの決意を表す前向きな姿勢を感じ取ることができます。
著書の中には、金言がちりばめられていて、私が印象に残った金言をご紹介します。
【誰もが幸運を手にしたがるが、自ら追い求めるのはほんのひとにぎり】
いや~、
頭がさがる言葉です。
日頃の忙しさを言い訳に、自分にとって幸運って何だっけと忘れちゃいますよね。
自ら追い求めるのはほんのひとにぎりという言葉は、私は重く受け止めています。
そうなんです!!!
だれしも幸せになりたいと思っていても、実際に追い求めていますかということなんです。自分はアーティストになりたい、パン屋さんになりたい、IT業界で成功したいなどなど夢や希望をもっていても、結局夢半ばで終わってしまうのは、やはりその人の【捉え方】になってくるのでしょうね。
また、自分はどうなりたいのか?自分の夢ってなんなのか?ということも漠然としていては、それを探しに行こうにもあてのない旅になってしまいます。
自分にとっての四つ葉のクローバーって何ですか?
自分にとっての幸運ってなんですか?
それを明確に描くことによって、行き先が決まります。
私は色々学んできてやっと行き先がきまりました(^^♪
私の行き先は『大切な人を大切にする人生を歩む』ことです。
大切な人が悲しんでいたら、それは私にとっては失敗の人生。反対に大切な人が喜んでくれて、笑顔になってくれたら、それは私にとって成功の人生ということです。
これを自分の基軸、価値基準に据えた時に、目の前のものが違う世界になりました(^^)
大切な人を大切にしたいという思いが大切です☆
もちろん、読者の皆様は大切な存在です。
読者の皆様に喜んで頂ける投稿を目指して、今日も精進していきます。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました(^^)
本日の格言
幸運は、自分の手でつかむことができる
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