臨床実習生や新人理学療法士が押さえておきたいこと~クリニカルリーズニング編~

マネジメント

皆様こんにちは。

この記事は、理学療法士を目指す学生や新人理学療法士のために書いています。少しでも臨床のヒントが得られ、前向きなマインドで仕事に取り組んでもらうことを目指しています。

また、今回は指導的立場にある理学療法士の先生にも役立てる内容をお伝えしたいと思いますので、参考にして頂けたら幸いです。

さて、今回はクリニカルリーズニング編です。

臨床実習の時にバイザーの診療見学をすると思います。学生だと、なかなか患者様に触れられず、見学することも多いと思います。

私は見学でも、実りのあるものにしたいと考えており、よく学生にフィードバックしていたことをお話しします。

それは、クリニカルリーズニングの理解です。

クリニカルリーズニングとは、医療者が患者様の症状から病態を推測し適切な介入を決定していく一連の思考過程のことです。

その思考過程とは、

情報収集→評価・動作分析→統合と解釈→問題点の抽出→目標設定→治療プラグラム立案→再評価→プログラム修正

(※文献によっては表現の違いあり)

おもに見学というものは、いわゆる診療場面を見学しています。

そのため、なぜその診療を行っているのかの土台の部分が抜けているということになります。

私はそれを氷山の一角の図を用いて、実習生にイメージしてもらっていました。

以下の図がそうです。

やはり、このことは実習の最初のうちにこれを伝えることが重要で、実習生が今後実習期間に何を考えないといけないのかを擦り合わせしておく必要があります。

どうしてそのプログラムで診療しているのか?という疑問から入ってもらい、

最終的には、【プログラムに意味づけをできるように立案・実践をおこなえるようになること】

を目標にしていました。

まとめますと、

診療見学というのは、氷山の一角

大切なのは目に見えない部分、水面下で考えなくてはならい思考過程を大事にすること、

そしてそれらを深めていくこと、濃くしていくこと

大事なことだと思います。

最後にPTとして求められる要素を自分なりに図でまとめましたので、参考にしてください☆

何事にも基礎基本は大事になってきます。

私が思う基礎基本を今回お伝えさせて頂きました。

ぜひぜひ、参考にして頂けたら幸いです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

本日の格言

 過程を大事にする

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