リハビリテーション部署運営において、一番大事なこと

マネジメント

皆様、こんにちは。

今回は組織運営についてです。

特にこれからリハビリ科の主任を任された人、またはリーダー的な立場になる人に向けて書きましたので、ぜひぜひ参考にしてください。

さっそく結論から述べますと、、、

組織運営において一番大事なことは、

「事前相談徹底

に尽きます。

これは事前対応とも言い換えられ、やはり何か業務を遂行しようとしたときに事前の相談を部下とすることを習慣にしている組織は、うまく回っている組織と判断できます。

経験談としては、在宅復帰が近い患者様がいたとして、部下のAさんがリハビリのADL能力の獲得状況、必要なサービス、必要な福祉用具、内服管理の状況(自立か介助か)等を事前に明確にしていないパターンが起きたときはどうでしょうか?何が予想されるでしょうか?

一言で言えば、「明確になっていないがために、対応が後手後手になってしまう」ということです。

結果として、

余計に時間を費やしてしまうことになります。
事後対応に追われる時間のロスは、私はほんとに嫌でしたね(-_-;)

もし仮に所々でAさんが状況を上司に事前相談していたらどうでしょう?

事前に相談することで、


・院内でのADLの自立度の獲得状況や問題点を共有することで、上司よりリハビリのプログラム内容や負荷量のフィードバックを受け、目標としているADLレベルまで確実性が増す

・他部署(特にケアマネさん)との連携がはかられ、必要なサービス、福祉用具の共有ができ、家族様への説明もスムーズになる

・在宅復帰の際の予想される介助量を経験のある先輩・上司に相談することで、問題がありそうなら家族様へ共有でき、今後同居されるご家族様への安心感につながる

などなど、事前相談はメリットしかないと思います。

また、リハビリ関係書類は避けては通れぬ道であるため、上司に「月末までに仕上げないといけない書類がここまで仕上がっていて、残りはこれくらいあります」等の事前報告をすることで、上司側は部下に対しての仕事量の調整もできるため、「事前相談」はめちゃくちゃ大事です。

仮に事後報告が習慣化されている組織には何が起こるかというと、業務の不備、書類の不備がみえ、その綻びから、「後手後手になってもまぁ、しょうがいないよね」と一種の諦めが生まれるため、効果的に業務を遂行するという意識が欠けてしまいます。
言い換えると、水質が濁る感じと表現できます。
私は【「気」を感じない】という表現がしっくりきますね。

まとめますと、

「事前相談を徹底する組織はうまく回っていきます。」


「事前相談を徹底する組織は強いです。」


「事前相談を徹底する組織は時間を大事に使っています。」

事前相談は組織運営の本質だと思います。

特に1~3年目のまだ若手が多い組織をもっている人は、ぜひ意識してみてください。
事前相談の時間をとっているか否かで、結果は二分されるでしょう☆

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました(^^♪

今日の格言
事前対応を疎かにすると、やがて事後対応に追われる

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