皆様こんにちは。
今回は私の指導論の礎となった本を紹介します。
毎度のお伝えしていますが、私はマネジメントや教育分野を学ぶのが大好きです。
それはリハビリテーション科の主任時代に、もっと良い組織を作りたいと心から願っていたことに他ななりません。
マネジメント指導において、良き指導者のロールモデルって誰だろうと考えたときに、私は故野村監督を思い浮かべます。
そこで私が今回も心に染みて【染みチョコ】と化した本を紹介します。
それはこちら!!
野村の結論
野村克也 著

この本は特に以下の3つの悩みを抱えている人にはおすすめです☆
1 方法論のマネジメントを追いがちで、組織がうまくまわっていないと感じている人
2 マネジメントって人作りが要であるということを深めたい人
3 指導をするにあたってのロールモデルがない人
本当に個人的な持論になりますが、マネジメントって世の中で一番難しいことではないかと思っています。
私がこの本から特に印象に残った言葉は、以下の2つ。
◇指導者とは気付かせ屋である
◇心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
です。
選手時代、監督時代の苦労を経て得た教訓をわかりやすくまとめられています。また、監督時代には色々なコーチの指導にも出会い、そうした経験からも本質はこうだということも述べられています。
私がこの本を読んで浮かんだキーワードは、
マインド(志)、リーダー論とは、戦略、人生論です。
結局マネジメントや指導のゴールってどこにあるの?って聞かれたら、皆さんはなんと答えるでしょうか?
色々ご意見はあるでしょうが、
結局は「人作り」にあると認識させてくれます。
野球人とは、人間とは、監督とは、
なんか哲学チックになってきましたが、この本のすごさをもう一つ紹介します。
それは、「こうあるべき」という押しつけがないんですね。
北風と太陽でいうところの太陽のような本です。
やさしく自分の心を照らしてくれる。。。そして自分に気付きを与えてくれる。
そんな本です。
何か一つでも得られるものがあると思います。
マネジメントは難しいけど、その分、やりがい十分な分野です。深めていけば必ず成長が訪れます。
マネジメント・指導についてあなたの心に寄り添える一冊。
いかがでしょうか?
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしています。
今日の格言
失敗と書いて「せいちょう」と読む by 野村克也
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